私達は、皆様のお身体がより良くなるために、様々な方法を取り入れ、あらゆる取組みをしています。
そしてそのベースにある思考は、「人間の身体には自然治癒力があり、常に回復しようとしている」というものです。
例えば、手をすりむいて怪我した時も、時間の経過とともにかさぶたができて、治っていきます。
これは我々の持つ自然治癒力の働きですが、目に見ることができない体内でも同じように、いつも身体は回復しようとしているのです。
ですので、進行性（癌など）、先天性（生まれつき）、ウイルス性などのものを除けば、皆様がお悩みの大半の症状は、たいていの場合、時間の経過とともに改善していくはずです。
では例えると、なぜ首痛や膝痛、もちろん外反母趾などもそうですが、なぜ回復せずに長引いてしまう慢性病みたいなものがあるのでしょうか。
それは先述の自然治癒力の考えから言うと、治りかけのかさぶたを剥がすような「身体が治ろうとする力以上に、毎日患部に身体に負荷のかかる悪いことを続けてしまっている」としか考えられません。
例えば、高血圧でいえば、治療はしているのに、塩辛いものがやめられない。などがそれにあたります。
それが首痛や膝痛など外部疾患でいえば「身体に負荷のかかる立ち方や歩き方などの、良くない生活習慣を続けている」ということになるのです。
この話を聞くと、「確かに！」と気付く方もいらっしゃいますが、案外多くの方が「いいえ、私は大丈夫です。私は姿勢とか注意しています。」と言われます。
そのような方に検討してみていただきたいのは「姿勢や歩き方は、どこかでしっかりと学んだことがありますか」ということです。
だいたい正しい姿勢や歩き方を知らなければ、それに修正しようがありませんよね。
そうです。ここで大部分の方は、きっちりと、正しい姿勢や歩き方を学んだことはなく、ネットやテレビの情報、または何となくこれが良さそうといった、いい加減な情報を鵜呑みにして注意していたことに気づくのです。
ネットの情報の多くは、根拠の曖昧な、無責任な情報も多いです。
テレビにしても、広告主などの意図が反映しているものもあり、全てが正確な情報とは言いきれません。
そのような事でもし、今までの正しいと思っていた姿勢や歩き方などが間違えていたとしたら。
どれだけ身体が回復しようとしても、そのせいで治らないばかりか、そのせいでかかる毎日の負荷で引き戻されての繰り返し。
そのようにして慢性症状の完成。
これが長引く身体の不調の原因というわけです。
とりわけ歩き方というのは、大概の方が教えてもらう機会のないもの。
教えてくれるところがあったとしても、街中に魅力的に見せることに絞り込んだ、モデル歩きを教えるスクールがあるぐらい。
そのため、外反母趾や巻き爪など、足の疾患を長引かせている方はとても沢山おられるのです。
もうご理解頂けたと思いますが、もし皆様が足に関するいろんな症状の根本的な改善を願うなら、歩き方という生活習慣の問題から変えていくことが必要。
そこで、私たちは、足病医学の先進国であるアメリカの足病理論や生体構造力学を基に、身体に負荷の少ない、
合理的な歩き方を探究。わかりやすい指導方法も含め、熟知することに。
このように私たちの改善プログラムは、現在の状態を改善するための「整体施術」と、その改善状態を維持し、繰り返さないための、歩き方を中心とした「生活習慣指導」の二つを軸に、”真の意味での根本改善を目指す治療院”として、お身体にお悩みの方の回復のお手伝いをしています。
